先週あれだけ走ったし、今週は土曜日もずっとお仕事で心身の緊張がとれなかった。
緊張を伴うお仕事なので、オンからオフへの心身の切り替えが大切。
それでも、スイッチを切り替えるようにはいかない。なにか手助けがあると助かる。
バイクはその中でも助かる度合いがぴかいちだ。
先週、ぐずついたダイナモも交換が終わり、バイクを取りに行った。
バラしたダイナモの外周のコイルの絶縁テープに小さな穴があって
これが振動でリークをしていることが、バイク屋さんの社長が説明して
みせてくれた。各部品は分解されて丁寧に清掃されている。
この部分のみを梱包してもらって受け取り、来週ワタシが電装屋さんを探して
もってゆくことにした。どうなるかわからないけど、まずは人と会うことからが
なんでもスタートだし、楽しみだなと思ってる。
さて、交換したダイナモは以前から準備してあったもの。
これが、なんと当りで、1000回転より少し下でチャージランプが完全に消える。
おもわずにんまりして、疲れてはいたけど 気持ちの切り替えができた。
身体は疲労していたので、乗りだしはせず、そのまま帰ることにして、
寄り道で珈琲ショップ”るびあ”へ立ち寄った。
夕方 バイクでコーヒーを飲みに行く。まるで若い時のようだ。
Z2のときはバイクが大きすぎて、気軽に乗れなかったが、
W3は原付や250と同じような気軽さで乗れるところがいい。
コーヒーショップにも構えずに下駄がわりでのっていけばいい。
そんなこんな 土曜日の夜をツーリングの準備とお部屋の掃除などで過ごすことができた。
明けて日曜日。
コーヒーを自分の合言葉に走ることにした。
150キロ程度走って、帰りに”るびあ”に行こう だった。
工具、防寒具、お茶、アメなどを マジソンスクウェアバックに詰めた。
朝7時出発で 暖気をしながら、点検をすると、ハザードリレーがこわれて
点いたままになる。台湾製の電子リレーはどうも過電流に弱いのか、、
予備で今回2コ購入したウインカー用の電子リレー(これも同じメーカだが
接続可能ランプ数が少ないタイプ)に交換する。
ついでに作成だけしていた、バッテリ直結の独立回路に変更した。
動きを確かめて、余分な配線を取り去り、すっきりさせる。
これで一時間過ぎて 8時出発となった。正しく調整できてよしとして出発。
![]()
雲行きをみながら、内陸側 先週と同じく道北旭川方向へ高速を走りだし、最初の50キロ。岩見沢PAで
休憩した。すでに背中に痛みがあって、柱のある場所に座り、背をやすめて足をのばした。
いろいろなことができるようになって、時間も作れるようになって 経済的にも身の丈にあわせてだが
そこそこできるようになったとき、気が付くと歳をとり体力がなくなっている。
上手く出来たもんで、全部足せば どの世代にてもだいたい同じになるようになっているのかもしれない。
高速道路を三笠でおりて、先週と同じく桂沢湖方面に向かった。
桂沢湖でおりかえせば、ちょうど150キロくらいだろう。
途中のコンビニでW3とW1ともう一台の旧車の人が手を振ってくれた。
その3人の方々と3段の滝公園の駐車場でごあいさつ。
W1、W3ともう一台はスズキT-500 タイタンだった。
薄いイエローはハスラーの2型と同じ色合い。
迫力の500ccピストンバルブエンジンは、Wとともに高速GTをうたったモデルだ。
フロントのツーリーディングのブレーキはレーサーのようだ。
そういえばGT−750の初期型のドラムもツーリーディング、ワイヤーも
2本引きで、まさスズキの良心の重装備だった。
ワタシもスズキGT−250B(1)が大好きで欲しかったこともあり、
ひと世代前のT−350のシリンダフィンの美しいデザインが大好きだった。
スズキのシリンダフィンのデザインはとにかく自分の好みにあっていた。
W3はおそらく純正のブルーで、とてもよい状態。お約束のショートのキャブトンが
ついていて、調子よさもあってはじけるような排気音だった。
しばし歓談をして、3台は先行されていかれた。
そんなこんなでとっくに桂沢湖も通り過ぎてしまい、案の定疲労が出てきたので、
思い切って富良野までいって、きれいなところでしっかり休憩することに
した。
一杯目のコーヒーは富良野マルシェのカフェになった。
![]()
風がぬるくて心地よい。11時頃で、何かを食べようとおもったが、まだ食欲がなく、
持参のアメをコーヒーのお供にした。約30分、手足をのばして休憩できた。
![]()
さあ、帰ろう。二杯めのコーヒーは札幌 るびあ”だ。